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アクチノイド分野の
全国共同利用施設

アクチノイド系列の元素は全てが放射性です。ほとんどの核種がアルファ放射体として厳しい管理が必要です。さらに、ウラン、トリウム、プルトニウムは核燃料物質としての計量管理がなされる必要があります。このため、アクチノイドの実験が可能な大学の全国共同利用施設は全国でも以下の3つしかありません。私たちは、最適な場所で最適な方法で実験研究ができるように連携を図っています。

京都大学複合原子力科学研究所
(ホットラボラトリ)
京都大学複合原子力科学研究所(ホットラボラトリ) 京都大学複合原子力科学研究所(ホットラボラトリ)
東北大学金属材料研究所
京都大学複合原子力科学研究所(ホットラボラトリ)
量子エネルギー材料科学国際研究センタ ー
(大洗センター、アクチノイド元素実験棟)
東北大学金属材料研究所
京都大学複合原子力科学研究所(ホットラボラトリ)
アルファ放射体実験室(仙台)

アクチノノイド物性化学研究
のプラットフォーム

京都大学複合研、東北大金研(仙台、大洗)のそれぞれの場所に、特徴ある元素、装置が設置されています。化合物の調製と基礎物性の測定までは、この三拠点プラットフォーム内での物質移動により実施が可能です。

ここまでの段階で非常に興味深い性質があると判明した物質については、日本原子力研究開発機構(JAEA)の東海研究所(核燃料管理上の「J施設」) 、大型放射光施設(SPring-8)、高エネルギー加速器研究機構(KEK)、さらには大学(核燃料管理上の「K施設」)に移動し、先端的な研究を進めていきます。

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